1. 趣旨

本財団は、学業優秀でありながら経済的理由により就学困難な女子学生に対して奨学援助を行い、
もって我が国の女性の地位向上・発展に寄与することを目的としています。

2. 特徴

この奨学金の特徴は次のとおりです。

• （1）奨学金は支給とし、返済の義務はありません。
• （2）奨学生の卒業後の就職、その他一切については、本人の自由とします。

3. 奨学生の応募資格

• （1）本財団の定める学力基準及び家計基準を満たす者
• （2）本財団が指定する大学の4年制学部に在籍する女子学生
• （3）他の民間財団等の奨学金の給付を受けない者（学内奨学金及び貸与型の奨学金との併用は認めます。）

4. 採用人数及び学年

人数：25名程度　　学年：2年生

5. 奨学金の額と支給の方法

（1）支給金額

月額3万円

（2）支給の期間

奨学生に採用したときから、正規の最短修業年限の終期までとします。

（3）支給の方法

奨学金は、原則として2ヶ月に1回、本財団が指定する銀行の本人名義の預金口座に入金します。
奨学金は、誓約書を受領後に、4月分から遡及して支給します。

6. 奨学金の休止、停止又は廃止

奨学生が次の各号の一に該当するときは、奨学金の支給を休止、停止又は廃止することがあります。

• （1）1月以上病気等により又は理由なく長期欠席したとき
• （2）休学又は外国へ留学したとき
• （3）学則により処分を受けたとき
• （4）奨学金を必要としなくなったとき
• （5）在学する大学における学籍を失ったとき
• （6）応募書類の記載事項に重大な虚偽が発見されたとき
• （7）本財団の事務局と連絡が取れなくなったとき、又はその指示や指導に従わなかったとき
• （8）本財団若しくは本財団の支援企業の名誉を傷つけ、又は著しく迷惑をかけたとき

7. 留学について

奨学生が外国へ留学することとなった場合には、奨学金の支給を休止します。
ただし、交換留学等で留学先における取得単位が、在学大学における取得単位として認定される場合には、
奨学金の支給を継続します。
留学を終了して在学大学へ復帰した場合には、届出により奨学金の支給を復活しますが、
支給期間の延長や残期間での奨学金の増額はありません。

8. 募集方法

大学を通じて募集します。

9. 応募の手続

次の書類を揃え、在学する大学において指定する日までに大学の担当窓口に提出してください。

• （1）奨学生願書（所定の様式）
• （2）大学の推薦書（所定の様式）
• （3）成績証明書
• （4）住民票（同一世帯内全員分の記載のあるもの、願書記入日より3ヶ月以内のもの）
• （5）父母（父母がいない場合は代わって家計を支えている人）に係る直近の給与所得の源泉徴収票または所得税の確定申告書のコピーなど、収入・所得が確認できるもの（収入が無い場合は不要）
• （6）個人情報の取扱いについての同意書（所定の様式）

10. 選考及び決定

• （1）推薦された者について、本財団に設置する奨学生選考委員会の選考（6月初旬～中旬を予定）を経て、理事長が奨学生を決定します。
• （2）採用決定者については、6月末頃までに大学宛てに通知します。
• （3）奨学生には、毎年度終了後、成績証明書及び生活状況報告書を本財団に提出していただきます。

11. その他

基本的には書類選考となりますが、必要に応じて、本財団の担当者が直接本人と面談を行うことがあります。
面談を行う場合には、事前にご連絡します。
また、応募書類の返却はいたしませんので、ご了承ください。